マンション売却の内覧が増える印象の良い物件写真の撮り方

マンション売却の内覧が増える印象の良い物件写真の撮り方

マンション売却で内覧を増やすためには物件写真が1つのポイントになります。多くの場合は不動産業者が行ってくれるので、こちらから提案することはありませんが、内覧を増やすには部屋を色々な角度で写真を掲載することでお客様からの印象が良くなり契約に結びつくので室内の整理掃除等積極的に協力しましょう。

マンション売却を成功させるためには、誰が物件を検討しているのかを売主が想像することから始まります。ここでは子持ち夫婦を対象にしたマンション売却について解説・アドバイスします。

まず買主の価値観でチェックポイントが決まります。子育てに良い環境で回りが静かなマンションを探しているケースで考えてみます。契約のキーマンは奥様で日常生活に不便が無いかが大切です。求められる事項は静かさ・利便性・割安感です。この例では静かさで考えてみました。

参考記事:家が売れない時は、不動産鑑定評価基準を参考に長所を探す

マンション売却で内覧申込を増やす

マンションの内覧を増やす外観写真

外観の写真を不動産サイトやチラシに掲載して見学者を募ります。訪問したいと思わせる為にテクニックを駆使して売却したいマンションをキレイに見せたいところですが、買主が求める情報が写真にあると内覧申し込みが増えます。

売却したいマンションの全景

青空の下や程よい照明で住まいや周辺全体がキレイに映っているのが自然です。もしアップばかりだと、カメラの引きができないほど前面道路が窮屈な立地と判断され売却したい時はデメリットになり内覧が減ります。一般に幹線道路沿いや密集住宅地が多く、静かな環境ではありません。ただし大規模マンションでは全体写真が撮れないので例外です。

売却したいマンションの玄関

玄関は正面から映すほうが安全面や存在感の点からもオススメです。マンションの敷地が不規則な形状の場合、玄関は裏に回ったりします。自宅近隣の地域の人たちの目によく入るので信頼できます。

洗濯物や不法駐車

コミュニティの良さや駐車スペースの有無がチェックされます。内覧を増やすためには不快な写真がないことが重要です。不動産業界では電線やふとん干し等の画像修正は、事実と異なるので厳禁とされています。

マンションの内覧を増やす設備写真

マンションの外観写真がトップ画像で、設備写真が付属として掲載されています。この複数の写真で売却しているマンションが買主にあっているのかがチェックされますので、これも内覧を増やすには重要です。

売却したいマンションの駐車場

内覧時でも重要視されますが、家族の送迎や買い物で車を出し入れしやすいか購入の条件になることもあります。もちろん駐輪場の写真も用意されていることが多いです。平地駐車場は好まれますが地下駐車場もOKです。立体駐車場は安全性や保守面で課題があります。

マンション売却しやすい駐車場

売却したいマンションのセキュリティ設備

  • エントランスでの防犯カメラ
  • 管理人室の写真集合ポスト
  • 宅配ポストの写真玄関ドアの無線キー
  • Wロック
セキュリティはマンション売却でも重要

子育て中ではセキュリティは重要です。内覧前に写真だけで判断するのは難しいですが、買い手が内覧で確認したいと思う設備が写真に写っているのがベストです。内覧前に写真だけで入居後のセキュリティのイメージが湧くとマンション売却がスムーズに進みやすいです。

内覧を増やすマンションの室内写真

売却したいマンションの居住中の場合

売却するマンションに居住中なら室内写真は原則掲載されません。ただ居住中の場合は生活感が見れて、かえって内覧を増やせるケースも多いので、内覧前にキレイに整理整頓しておきましょう。あとペット嫌いの買主もいるので、ペットを飼っている場合は掃除をし、内覧時には匂いや毛、壁紙の傷など嫌悪される状態を改善しておきましょう。

居住中でもマンションの内覧を増やす

売却したいマンションに非居住の場合

空き家の写真は生活面を中心にチェックします。

生活しやすいマンションに内覧の予約は多い

売却したいマンションの水まわり

  • キッチンシンクまわりの写真ならアイランド型か旧来型か
  • 洗面写真で使い勝手を推測
  • トイレ写真なら温水洗浄便座かどうか
  • お風呂写真なら追い炊き機能があるかどうか
  • 浴室乾燥機はついているか、なければベランダのもの干し場写真はあるか
  • 洗濯機置き場はゆったりとれそうか
マンションのベランダ

売却したいマンションのリビング他

  • ゆったり感のある写真かどうか
  • 子供部屋など各部屋の採光
  • 各部屋に収納は
  • 玄関まわりの写真の有無

写真は売却しているマンション情報と比較参考しながらチェックされることが多いです。写真がないと設備が古いか無いと思われる原因になるので、相手の立場になって出来るだけ特徴を捉えた写真を準備しておくことが内覧件数を増やすコツです。

新築でも中古でも、あるがままに必要十分な写真を用意して売り出したいので、不動産会社の担当に印象の良い写真の撮影をお願いして、写真で内覧希望のお客様を増やすアピール活動をしましょう。

Step0
不動産の売却前にまず査定

イエイは約1分で複数の不動産会社に査定できる一括査定サイト。不動産会社によって500万円以上、査定価格に差がでることもありますので、買取をお願いする人は特に比較しましょう。

また全国1000社が登録しているので、売却や買取できる会社がきっと見つかります。

不動産売却の悩みはイエキットへ

現役・元不動産仲介担当者やFPが、あなたの疑問に回答します。

住宅ローンや離婚、相続、住み替え等、様々な不動産のお悩みに対して、イエキットが提携する不動産関係者が無料でアドバイスをしています。

不動産売却前に知っておきたい知識

  • 期間で見る、家の売却の流れ
    期間で見る、家の売却の流れ

    初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。

  • 【不動産の査定】売却査定と査定の種類
    【不動産の査定】売却査定と査定の種類

    不動産会社に連絡を取ると、まず最初に査定を行うことから始めます。査定はあなたの不動産と似た条件の不動産から算出し、実際に不動産を見て補正して算出します。

  • 【不動産売却の媒介契約の種類】手数料と書類の内容
    【不動産売却の媒介契約の種類】手数料と書類の内容

    不動産売買時の媒介契約には一般・専任・専属専任の3種類があります。それぞれに特徴はありますが、一般か専任で悩むことが多いです。一般の場合は複数社に選べるものの不動産会社が力を入れないと言われており...

関連する不動産売却の相談