ペットに関する不動産売却の体験談
ペットに関係のある口コミをピックアップしました。
一戸建ての利用の自由度を上げて売却に成功
一戸建て売却をするときに私が気を付けていたのは、売却後に少しでも利用しやすい状況にしたままにすることでした。
単純な売却ならば気にすることもありませんが、ペットの飼育やリフォームなどを行う予定がある場合には、あまりそうしたものが好まれない場合もあるため、私は少しでも住む人に自由があるように心がけて売却を進めました。
やはり買い手はつきやすく、こちら側である程度選ぶこともできるほど多くの応募が得られました。多くの場合は売る側がかなり宣伝しないと買い手がついてくれませんが、私の場合はSNSなどの広告も活用したので、コストは最小限に抑えることができました。
最も高く買ってくれる方で、家も大切に使ってくれる方を選んで売却できたのは特に良かったです。住む側の立場に立って考えられることはとても大切で、物件の売却でもサービス業と変わらない部分でもあります。
一戸建てであっても金額こそ変わりますが、商売になることには変わりないので、買ってくれる人の自由を尊重するとより売りやすくなるのは当然でしょう。あまりにも自由度が高すぎるのも考え物ですが、常識の範囲内でやってもらうならば特に問題ないはずです。
ペットOKにして高めの価格で売却
元々ペットを飼育していた家だったので、臭いや汚れで気になる部分はありましたが、クリーニングをするとかなりキレイにできたので、ペットもOKな一軒家として宣伝して売却しました。
貸すだけの場合だとペットが一緒に住めないこともありますが、支払い中でもペットと一緒に家の中で生活できるのは、個人的な経験上とても魅力的な生活でした。そのサービスのおかげか買い手が早くに見つかり、価格交渉もこちら側に有利な状況で進められました。
ペットも一緒に住んでいいという点が良かったようで、価格も少し高めに設定していたこともあり、価格を下げても希望金額より大きかったので損失はありませんでした。おかげで、本来の資産価値よりも高い金額で取引をすることができました。
ちょっとした条件を加えるだけでも、かなり大きい利益に出来ることを学びました。ペット以外にも庭での栽培や植林、エクステリアも許可していくと、もっと価格を高くすることができるでしょう。
分譲マンションの残りの部屋を工夫して売却
分譲マンションの部屋がなかなか埋まらずに困っているときに、ちょっとした工夫をして入居者を獲得しました。最初はどの部屋も条件が大体同じで、階によって金額が変わる程度でした。
しかし、売れなかった低階層の部屋では、赤ちゃんがいてもOKにしたり、ペットもOKにして入居者を獲得できました。さらに、マンションの施設内に庭も用意して、ベランダからそのまま家庭菜園も楽しめるようにしたのもよかったようです。
ベランダよりも1階の広い空間を利用してもらえるので、野菜や果物に挑戦する人もいました。垣根が高めにできていたので外からの見た目が悪化することもなく、満足度も高く維持できました。
分譲マンションはかなり高めの生活を求める方も多いですが、ちょっとしたライフスタイルの違いも考慮して人探しをするとお部屋の売却もうまくいくようでした。価格は変更しませんでしたが、あとで調べてみると庭付きでペットOKだと家賃は少し高くても入居者は入るようでした。
私の場合はそこは価格は変更せずにお得感を出すことで引っ越しして出て行かれるリスクをなくすことにしました。防音設備などで少し出費もありましたが、すぐに回収できて問題ありませんでした。
ペットも飼える一戸建てにして売却した
売却を繰り返す可能性がある場合には、あまりペットの飼育を認められないのですが、私の所有していた一戸建てでは床板などをかなり工夫して、ペットが一緒でも問題なく汚れや傷もすぐに修繕できるような床と壁にしたのでペット飼育できる物件として売り出せました。
立地からなかなか買い手がつかないと思っていましたが、庭が比較的広く、おおきな犬を飼育している家族のもとに買い取ってもらいました。大型犬も一緒に住める家はあまりなかったようで、最適なマッチングでした。
買い手から事前に床のことについて聞いていたので、マットレスを敷いておくなどの対処もできました。結果的に、庭もその犬が暮らしやすいように少しいじってからの売却になりました。
その分の工事費用をこちらで請求してよいということだったので、合わせて売却時にまとめて請求しました。支払いは分割ですが、しっかり支払いされていて心配することもありません。
古さや傷があるほうが安心して気軽に生活できるという人も多いようなので、それぞれの事情を考えたマッチングをするとよいでしょう。
長く使ってくれる人に絞って売却に成功
所有していた一戸建てが必要なくなってしまって売却することになりましたが、その地域では比較的新しい物件が増えていたため、古い外観が残っていた私の一戸建てはあまり良い評判ではありませんでした。
誰でもきれいで新しい建物の方が地震の時にも安心でき、長く利用するには修繕の必要も少ないので負担が少なくて済むでしょう。しかし、新しく家を建て直すこともできないので、古い家でもしっかり使ってくれる人だけにターゲットを絞って売却をすることにしました。
見た目の古さは仕方ないにしても、最低限の補修はしておき子どもがいても、ペットがいても使用できるような物件として売りに出すことにしました。ビジネス利用もある程度OKにしたため、かなり人目につくようになり、売却予定先もいくつか決まっていきました。
最終的には家族で利用するという方に購入してもらえて、アパートからの生活のアップグレードを果たしてもらったようです。
傷も目立っていましたが、子育てをしているとそういった傷も非常に多くなってしまうので、すでに傷があればあまり心配しなくて済んで助かるということでした。
傷などがある分は物件が安くなっており、他の家に比べると割安だったのでマッチングさえしっかりできれば売却も不可能ではないです。
マンションをペットOKにして価格を上げた
私がマンションの価格を上げるために取った対策は防音設備と消臭壁紙の設置でした。子育てしながらでもペットを飼いながらでもマンションで生活できるように設備を整えていたので、当然その分マンションの価値が上がっていました。
何より重視したのはそこから得られていた家賃収入です。ペットOKの物件だったので少し家賃も高く設定でき、その地域の中ではかなりグレードの高いマンションとしての認識も強かったようです。
世間一般では物件の価値が下がってしまうようなペットの承認も、しっかりと価値観の一致する人にしてみれば全く問題ないもので、状態を見て判断してくれればそれだけで金額も納得してもらえます。
私の所有していたマンションでも、ペットがいるにしては非常にきれいなお部屋が多くあり、傷もそこまで多いわけではありませんでした。壁紙も床も簡単に交換できる仕組みにしていたので、傷があってもすぐに原状回復できました。
価格を上げての売却は成功し、希望通りの利益が得られました。ペットだけでなく、子どもがいる場合でも防音はとても大切なので、お金がかかってもしっかり設備として導入しておくとよいでしょう。
家賃収入を狙う場合も十分効果が期待できるので満足度アップのためにも利用しておいて損はないはずです。
築40年の親譲りの家を売却
私が売却したのは築40年の伝統ある家でした。作りがかなり昭和な感じですが、かなり凝ったデザインになっており、その地域でも少し有名な日本らしい家として知られていました。
親がその家に住めなくなって、親からその家を譲った私自身も自分の生活が既にあったので家は惜しみながら売却することにしました。
築40年たっていてもお手入れがしっかり行き届いており、まるで旅館のような雰囲気でもあり、好きな人は本当に好きなデザインで買い手がつくのも早そうだと感じました。宣伝を始めていくと案の定相談や見学は非常に多くありました。
買い手が決まるまではだいたい1か月でした。ペットの指定や用途の指定などは特になかったので、カフェのようにしてくれてもよく、家族でのんびり過ごすのに使ってもよいという感覚でした。
価格はだいたい4000万円程度でしたが、業者に頼ってしまうよりは高く売れるようだったので満足でした。敷地が広かったのもあり、価格はかなり高めになりましたが買い手も満足してくれていました。
和風で伝統を感じるような家は最近ではほとんどないので希少価値も高いのだそうです。築年数が長くても、逆にそれが良いという方もいるようなので工夫して売却するとよいでしょう。
あなたの不動産売却体験談を教えてもらえませんか?これから不動産を売ろうと考えている人のため、また自分が将来、もう一度売却する時のメモとして体験談を残しましょう。
こんな内容を書いてください
- 売却した経緯
- 不動産屋の選び方
- 担当者はどんな人だったか
- 売却価格の決め方
- 内覧時の対応
- どんな人に買ってもらったか
- 工夫したこと
- これから売却する人へのアドバイス