初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。
離婚で家を売却するときに先にすべきこと
離婚で家を売却することになった体験(女性/20代)
私はまだ若いうちから家を購入することになって、色々と不安もあったのですが、我慢もしながらなんとかやっていけていました。しかし、夫のほうで浮気をしていることが発覚し最終的に離婚をすることになりました。
家を完全に出て行ってしまって、私がその家に残ることになり、その家は売却することにしました。かなり苦しい体験でしたが、弁護士も手伝ってくれて、専門の売却業者も色々と助けてくれました。
手続きに関しては書類が最も大切になるようでしたが、契約書などが手元になかった時も弁護士の方がしっかりと連絡をつけてくれました。売却が終わるまでの期間は大体3か月ほどで、引越しも余裕をもって済ませることができました。
とにかく早く引っ越しはしたかったのですが、買い手がつかないことにはどうしようもなかったので、先に移動も済ませて専門のスタッフの方にあとは任せることもできました。クリーニングや修繕に関してもその面倒な手間はほとんど頼れたのでとても安心できました。
離婚が原因だからと言って売却が早まるわけではないですが、しっかり業者の方に任せきってしまったほうが売れるのも早くなるのかもしれません。
家を手放すときに売却した話(女性/50代)
私たちの場合、子育てが終わってからの離婚だったので離婚後にそれぞれの場所で暮らすことになり、古い家は売却することになりました。どちらにしても資産は分割することになるので、売却してお金にしないと分割することもできませんでした。
特に急いで売却する必要はありませんでしたが、家の価値が下がってしまわないうちに売却したほうがそれぞれに手取りも多くなると考えていました。
それぞれ話をする機会も少なかったのでいちいち相談しあうのも面倒だったため、できるだけの手続きを業者に任せることにしました。負担はほとんどなかったですが、業者の方はものすごい面倒な作業だったでしょう。
しかし、細かいところまでしっかりと連絡をしてくれて、双方への相談や連絡まできちんとしてくれていたようでした。依頼費用については私ではなく相手が支払うことになっていたので特に感じることもありませんでしたが、業者に任せて正解でした。
法的なところや宣伝に関しては個人では全く及ばないところなのでプロに頼ることができてよかったです。家を手放すときには少し寂しさもありましたが、得られた現金に対する感動のほうが大きくあまり思い出には残っていません。
長く住んだ家でもしっかりした業者に任せれば十分お金も取り戻せるという教訓になりました。
離婚をしたら家を売却して整理することになった(男性/30代)
私たち夫婦は結婚して間もないころに家を購入して、生活があまりうまくいかずに離婚してしまいました。今思えばかなり安易な決断だったと思いますが、家庭での生活はそれはそれで楽しかったのを覚えています。
購入した家については残債も残っていましたが、売却するとかなり借金は完済できて、お金も十分残りました。大体2000万円で買った家が1700万円で売却できて、そのうち200万円ほどは手元に残せました。
それを二人で分けることになりましたが、私が契約を担当して私が支払っていたものだったので分け合う割合は私のほうが大きくなり、しばらくは傷をいやすために使わせてもらいました。
数年住んだだけでしたが、少し安く売却しすぎてしまったかと後悔もしていますが、十分早く手続きをしてくれたので満足しています。結婚の時も大変でしたが、離婚をした後にも家まで分けなければいけないというのはとても大変でした。
頼れる業者がいなければ負担はさらに大きくなっていたかもしれません。家を購入するときはあまり安易に決断せず、結婚後はしばらくマンションやアパートで暮らしてみたほうが良かったかもしれません。
離婚で家を売却することもある
売却する時に注意すること
離婚をして家を売却するときには、その家の所有者を明確にしておかないといけません。家を夫婦で購入してお金を支払った場合には、家を売るための権利や売却で得られた資金の分散をしなければいけないこともあります。
夫婦でいたからできた買い物なのであれば、その貢献度によって売却後の資金を分けなければいけないので、売却後の引越し先にも注意しておきましょう。
売却する前の段階でも書類の用意や契約書の手続きを進める時に夫婦2人の了承が必要になる場合には、手続きにも時間がかかってしまいます。
個人で手続きをしていくと会いたくない人にも会わなければいけませんが、業者に任せればそのあたりは代行してくれるので少し気楽にできます。
権利書や契約書なども確保しておこう
家を購入するときの契約書も売却時に必要になります。隠しておくことはできず、しっかり書類を用意できなければ購入も難しいです。市役所などで発行してもらう書類も必要になるので、離婚を伴っている場合には名義にも注意したほうが良いです。
そういった手続きに不安がある場合は、個人ではやらずに専門の業者を早めに頼りましょう。必要ならば離婚の時にお世話になった司法書士や弁護士も頼って、書類をしっかり用意できるようにしてください。
不動産業者も手続きに関することは特に慣れているので安心して任せられます。自分に不利な状況にだけはならないように、しっかりプロを頼っていってください。
支払いもしっかり確認するとよい
家を売却できるようになってからも、売却価格やその分散についてはしっかり理解を深めておく必要があります。夫婦2人で分散する場合にはその金額についての契約書なども必要なので、弁護士に仲介してもらった方が安心です。
買い手がついた場合には、その方からのお金の支払い方法もよく確認しておく必要があります。分割で支払うのか、ローンを組んで支払ってくれるのかで相手側の負担にも考慮できれば買い手の決断も早まります。
買い手にとって余裕のある支払い方法にすれば、なかなか売却先が決まらない場合でも一気に状況を打開できるかもしれません。
家を売るときは色々と問題も出てきますが、とにかく買い手がいなければ意味はないので、宣伝をする時点で大体の売却価格も買い取ってもらいやすい金額にできるように業者のアドバイスも参考にしましょう。
不動産の売却前にまず査定
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不動産売却前に知っておきたい知識
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