初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。
田舎でもできる土地売却のコツと注意すること
田舎にあった土地を高く売却できた(男性/40代)
土地の売却はその土地の性質や状況によって難しさも変わりますが、私の場合は単純に田舎にあった土地の売却だったので買い手が付きにくくて苦労しました。
しかし、農作業が人気になってきている今の時代に合わせて、簡単な家庭菜園ができる場所として提供し始めたところ、土地の開拓からやってくれるという方が意外と多く、そのまま貸し出していくことにしました。
土地ごと売ってしまってもよいといいましたが、いつ飽きるかわからないということだったのでそのまましばらくは貸し出しで続いていました。その後、しっかり家庭菜園をやってくれた方が土地の整備もしてくれたので、その後の売却が少し有利に進められました。
最初は全く整備もされていませんでしたが、売却するときには本物の農地なのではないかというくらいにされていて、買い手もしっかりついてくれました。
農地にするには色々と手間がかかるようでしたが、その土地の下に水道管やガス管などもなかったので特に問題もなくできました。
田舎に買った土地が高く売れた(女性/20代)
私はあまり土地に関する知識はありませんでしたが、簡単にできそうな方法が土地の農地転用でした。田舎にあった土地を更地から農地にして売却するだけで多少なり高く売却できるということを知ってから、貯金ができたときに実践してみました。
田舎では一坪数万円でも購入できてしまうので、コストはほとんどかかりませんでした。農地にしておけば固定資産税も優遇されて安くしてもらえるうえ、買い手も付きやすいということでどんどん手続きを進めていきました。
田舎のよさそうな場所にある安い土地をしっかり調査して農地に変えてから売却するという作業を繰り返すだけで大きなまとまったお金も手に入れられるようになりました。土地はすぐに売却してしまっていたので税金もそこまで気にしなくてもやっていけました。
しっかり専門の業者の方に意見や税理士も頼っていたので手続きに関して問題が出ることもありませんでした。逆に農地転用をしてほしいといわれることもあり、今はしっかりと土地活用のスキルを活かせて仕事もできています。
手続きはそこまで大変ではないですが、最低限税金の支払いをして利益が出るくらいの金額は稼げていないといけないので運用には注意が必要です。
土地を売るときに工夫して利益が出せた(男性/50代)
私はそれまで更地状態で所有していたほとんど価値があるとは言えなかった土地を宅地用に作り替えて固定資産税の負担も減らしてから売却して大きな利益を出しました。
特に、その地域が少しずつ人が移り住むようになってきていたので、一気に住宅を建てていく計画も立ててもらって、宅地用の土地にしました。その土地に家を建てたいという方を見つけていって、その方に土地も購入してもらうという形で売却しました。
家の建築は私ではない方と協力してやってもらうことになっており、新築を建てることが決定したら土地売却分の価格は私に利益として入ってくることになりました。それでも私にとっては大きな利益でした。
もともと数万円で買った安い土地が100万円以上の価格で買ってもらえる土地になりました。個人的には非常に満足できる結果でしたが、調べてみるとマンションやアパートなどにして土地を所有したままにしていてもそこから利益を出し続けられるようでした。
しかし、売却できたことで面倒なことも減らせたので満足のいく結果でした。所有していれば管理費用や固定資産税がかかってしまいますが、現金にしてしまえば税金も余計にはかからないので以前よりは安心できる状況になりました。
もし土地を売ろうと考えている方がいれば、土地の活用の仕方まで考えてから一人ではなくほかのだれかと協力したほうが大きな利益にすることができます。
田舎の土地も工夫して売却しよう
田舎の土地の魅力とは
田舎にある土地は駅や都市部から離れるにつれて価格が下がる傾向にあります。その安さに魅力を感じて土地を購入したり、親から譲り受けた土地を持っていたりする場合もあります。
しかし、農地としての利用以外にはあまり活用方法がなく、ほかには倉庫や太陽光発電パネル施設くらいにしか利用できない場合があります。ある程度車も走っている地域ならば駐車場として利用するのも良いですが、田舎すぎる場合にはあまりその駐車場でも利益が出せない可能性もあります。
最初の価格が安いだけに少し土地を活用すれば価格は大幅に上昇させられます。太陽光発電パネルなどはそのパネルと土地の価格を合わせて売却することでその価格を大幅にあげることもできます。
運用次第で価値も上がる
田舎の土地は近年様々な活用方法が模索されています。最も多くなっているのが駐車場ビジネスへの転用ですが、ほかにも太陽光や倉庫としての活用もできます。あえて貸し農地として手堅く活用していく方もいますが、しっかり利益を上げたければ、さらなる工夫も必要です。
もし土地が広いならば畑付きの住宅などを建築して売りに出したほうが物件と土地を合わせて魅力的な利益を出せるはずです。その分、投資も必要になってしまうので事前に工夫した売り方も必要です。
携帯電話の電波塔を建てる土地として活用していくのも魅力的ですが、立地が適していないと意味はなくそこまで大きな利益が出せるわけでもなく様々なその土地に合った工夫が求められます。
田舎での土地売却のコツ
田舎の土地を売却するならば、買い取ってくれる可能性が高い地域の不動産業者に任せるのが一番です。インターネット上で土地を売るのもよいかもしれませんが、しっかり買い手についてほしければ業者任せにした方が安心です。
売れずに残ってしまうよりは少し安くてもお金に換えられた方が良いです。田舎の土地をある程度運用して価値があげられていれば良いですが、どう頑張っても価値が上がらない場合には赤字であっても早めに手放したほうが良いです。
どうしても運用できない土地も中には存在するので、業者を頼りながら相談しつつ、適切な判断を下していくと良いです。時には、売却を少し待って少し可能性を探ってから売却するのもよいかもしれません。
土地売却をするには、個人だけでは書類の用意が難しいので、専門の業者に頼って少しでもリスク回避をして売却しましょう。
不動産の売却前にまず査定
イエイは約1分で複数の不動産会社に査定できる一括査定サイト。不動産会社によって500万円以上、査定価格に差がでることもありますので、買取をお願いする人は特に比較しましょう。
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不動産売却前に知っておきたい知識
不動産会社に連絡を取ると、まず最初に査定を行うことから始めます。査定はあなたの不動産と似た条件の不動産から算出し、実際に不動産を見て補正して算出します。
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