初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。
不動産を売るには、まず不動産会社に査定してもらう
不動産を売却する経験は、一生の内に何回もある訳ではありません。売りたいと思った場合に多くの人が思うことは「できるだけ早く高値で売りたい」ということ。そこで不動産を売る時に早く高値で売るためのポイントをご紹介します。
不動産を売るための情報収集をする
不動産がどのくらいの相場なのかは、不動産の大きさや立地条件によっても価格が変わってきます。そのため、大きさが同じ建物でも相場の価格には幅があるのが一般的です。
そこで「家を売りたい」と思った時にオススメなのが、不動産会社をいくつか選んで価格を査定してもらうことです。査定については、不動産の査定で詳しく解説しています。
まず初めはインターネットの一括査定で相場を知ることができます。一括査定は、場所や面積の入力だけで済む簡単な方法ですが、相場を知る上でとても参考になる査定額です。
ただし、この査定方法は実際の土地や建物を見ていないので、あくまでも相場です。しかしアットホームの調査では、不動産を売るために自分で査定価格を調査した人は4割と、不動産会社に行く前に準備している人が多くいます。
また不動産情報を集める場合、家の相場だけでなく不動産売買の知識や税金関係も調べることができます。何も分からない状態で不動産会社に行くのではなく、事前に相場や不動産の知識を身に付けておきましょう。
不動産売却には諸費用が掛かる
不動産を売りたいと思う理由はそれぞれ異なります。売却の理由として多いのが、住み替え・ローンの返済・相続です。どんな理由でも「できるだけ高く売りたい」という点では同じです。ですので、必ず売却価格ではなく手取り価格を中心に考えましょう。
「売却した金額がそのまま手に入る」と楽観していると、思わぬ計算違いをしてしまいます。特に住宅ローンを支払いながら不動産を売る場合、諸費用を頭に入れておかないと大変な誤算となる可能性もあります。
多くは不動産会社に依頼して不動産を売ります。ここで、まず不動産会社の仲介手数料が掛かります。仲介手数料の上限は国土交通省告示に基づいて定められています。売却金額が400万円以上の時には次のような簡易の計算が一般的です。
手数料は売却価格によって異なりますが、大きな金額なので頭に入れておく必要があります。
参考記事:不動産売却の仲介手数料
また住宅ローンの返済途中の場合、売却した金額を残債に充てることになりますが、銀行に支払わなければならない繰り上げ返済手数料が掛かります。そして抵当権を抹消するために司法書士に依頼する費用も必要です。
全額繰り上げ返済手数料は三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行であれば、5000~20000円程度(税抜)、司法書士手数料は1~3万円程度が目安です。
不動産業者を選ぶ時には慎重に
複数社に一括査定をした後、気になる不動産会社をいくつかピックアップして、実際に家を見てもらって見積もりを取りましょう。査定額は不動産会社によって変わるため、複数社に価格を査定してもらうことはとても大切です。
一般的に不動産会社は「この価格なら売れますよ」という価格を提案します。その価格は売主が希望する価格でない場合もあるかもしれません。
ただ売却価格は不動産会社に言われた価格を設定する必要はありません。査定価格はあくまで目安なので、複数に査定をしてもらって、電話応対や担当者の応対から信頼できるかをチェックしましょう。
大事な不動産の売却を任せるのですから、信頼できる担当者がいる会社を選んでください。
不動産の売却前にまず査定
イエイは約1分で複数の不動産会社に査定できる一括査定サイト。不動産会社によって500万円以上、査定価格に差がでることもありますので、買取をお願いする人は特に比較しましょう。
また全国1000社が登録しているので、売却や買取できる会社がきっと見つかります。
不動産売却の悩みはイエキットへ
現役・元不動産仲介担当者やFPが、あなたの疑問に回答します。
不動産売却前に知っておきたい知識
不動産会社に連絡を取ると、まず最初に査定を行うことから始めます。査定はあなたの不動産と似た条件の不動産から算出し、実際に不動産を見て補正して算出します。
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