初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。
東急リバブル株式会社を不動産売却の目線から見た特徴
首都圏を中心に新築・中古問わず、不動産の売買を仲介する不動産会社です。一戸建て・マンション・土地など、不動産全般の売却を任せられますので、不動産売却を検討している方は、選択肢に入れてみてください。
会社プロファイル
東急リバブル株式会社 (以降リバブル)は東急不動産ホールディンググループの東急不動産につぐ中核会社です。1972年の設立から45年になる首都圏の東急電鉄営業圏から発展してきた不動産仲介会社で、現在は京阪神などにも進出しています。本社は東京都渋谷区道玄坂にあります。
公式サイトは http://www.livable.co.jp/ です。
①事業の領域
売買仲介や賃貸仲介の不動産仲介業務が中心です。あわせて新築やリノベーションマンションの販売にも昔から力を入れています。東急ドエルアルスブランドなども高級感で人気でした。その他で新築販売受託業務や不動産販売(新築マンション)業務にも実績があります。
②事業の規模
- ・資本金は約14億円( 2016年度時点)
- ・支店は 首都圏以外に札幌、東北、中部支店や関西支店
- ・業績は年間売買仲介件数が22000件、売り上げはH2016年度が805億円、これは三井、住友につぎ業界第3位、この4年間の売り上げは伸びています。(リバブル2016 Corporate Profile pdf資料から)
- ・従業員は2700名うち宅建保有率97%です。
- ・定休日は毎週火曜・水曜日、営業時間は10時~18時です。
キャッチコピー
リバブルのサイトに記載している内容から記述しています。
①主な特徴
『あこがれのあの街とこの街をつなぐ東急線沿いに住まう』
東急線沿線物件特集など、東急電鉄沿線中心の既存客資産や新規顧客を対象にした強みを発揮しています。グループ内の東急不動産の建設物件などを優先的に取り組みをして事業に貢献しています。
②満足度や売却成立率
『リバブルあんしん仲介保証』
建物検査申込み累計2万件超の実績あり、『保証力こそ、パートナー選びの新基準。』
リバブルの「建物・住宅設備検査」を受ければ「建物保証」で最大250万円まで補修費用保証、また「住宅設備保証」で建物や住宅設備を対象に保証されます。(このサービスの仕組みは2014年度グッドデザイン賞に輝きました)
『マンション売却 プレミアムサポート』サービス
『売りたいマンションを、売れるマンションに変える。』
水まわり、壁・床リペアー、空き家コストシェアリング、不用品コストシェアリング、運び出しサポート、スペースメーキングなどで売却前後のきめ細かいフォローサービスを実施しています。
『リバブル売却保証』サービス実施の実績
売却保証率は査定価格の上限90%、売り出し価格設定は査定価格の115%からチャレンジ可能などと具体的です。
また当社買取りは査定価格の上限90%としていて、買取り後の再販で利益還元される可能性もサイトで公開しています。
売却前でも新居への入居が可能
売却保証サービスの利用で、新居購入のための支払いを立て替える「立替払制度」の利用ができるようです。
③仲介手数料割引
とくに手数料の割引はうたってはいません、大手不動産会社に共通する標準的業界価格「最大3%+6万円」 でしょう。
④システムや技術面
「中古マンションライブラリー」を開始しています。首都圏中心の物件55000棟のマンションデータを公開しています。東急沿線などの店舗ネットワークを活用してデータ収集されたのでしょう。首都圏では規模・精度ともトップクラスでしょう。
⑤ニュース最新
・銀行業界初「マイナンバーカード」を利用した住宅ローン契約電子化システムの運用開始(2017.3.21ニュース)
~銀行と不動産会社が協働し、お客さまの手続負担を軽減~
お客は自宅PCからのマイナンバーカードでの入力で、ローン申請をペーパーレスで可能にしたシステム。店舗に出向かずに住宅ローンが申請できます。もちろん金融機関は協働開発の株式会社三菱東京UFJ銀行です。
⑥サイトの特徴
- 東急沿線の仲介実績を活用したアプリケーションサービスが多数利用できます。
- 例)
- 「無料査定」依頼で、買取り保証などの基本取り引きの基準価格が設定されます。
- 「中古マンションライブラリー」を活用でエリア物件の相場や売り出し物件がつかめます。
- 「Myリバブル」会員登録で指定条件での物件情報が毎週配信されます。
- 他社にはない「価格変更物件特集」があり、1ヶ月以内に価格を下げた物件一覧が閲覧できます。
3)不動産他社との違い
①東急電鉄沿線物件に特化
東急東横線(渋谷ー横浜)、東急田園都市線(渋谷ー中央林間)や大井町線、池上線、目黒線、多摩川線、世田谷線の東急各線の物件の売買仲介に強みを発揮しています。
②査定
無料査定サービス実施、売却価格や買取り保証価格の基準になります。
③サービスエリア
東急沿線網の駅近物件と顧客に特化しています。
④買取り保証
業界に先駆け約30年の実績がある 『リバブル売却保証』サービスがあります。(前述)
⑤手数料割引
とくに手数料の割引は宣伝してはいません。
口コミ
①好印象か悪いのもあるのか
大手不動産会社の良さと物件数が多いので便利の声。普通との声が多く、悪い声は比較的少ない。
②販売員の印象や業績の印象
大手のもつおっとり感や事務的との低めの評判もあります。
不動産会社としての評価
東急リバブルは「星三つ★★★」です。
評価については記事「買い替えの不動産会社選び」で説明した手法で試算しました。
①強い点 14ポイント
②口コミ △0ポイント
③評価: ★★★ 星三つ(★二つは50%±10%、★三つは超60%)
試算値=(A-B)14÷総ポイント21×100%=評価67%
※口コミを含めない場合を評価範囲上限値として追加考慮しています。
=======================評価表(参考)==================
納得性を得る判断基準の例
前出の視点を踏まえて、下記のような項目と判断基準KWDの有無合計数で不動産会社を評価していけば良いでしょう。あくまでマクロ的な選択方法ですので、実際には担当者などから得た印象度などを重視することもも重要です。
①早く決まる=成約実績が見える KWD:判断基準① 成約率の公表、事前登録客保有、充実サイト、売却物件総数、ブランド強度
②妥当価格で売れる=査定能力が見える KWD:判断基準② 自社査定機能、現地査定実施、営業担当スキル、査定に客観性有、エリア限定
③買換えでも安心=ローン能力が見える KWD:判断基準③ 金融機能、FP活用、ローン相談、買換え保証
④顧客やCSR志向=顧客志向が見える KWD:判断基準④ 片手志向、社会貢献、発信力、コールセンター、公器性、営業時間、手数料戦略
※CSR: corporate social responsibility
( 企業が倫理的観点から事業活動を通じて、自主的(ボランタリー)に社会に貢献する責任のこと)
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あくまでこちらの価値観による試算ですので、絶対的なものではなく、参考としてご理解ください。
不動産の売却前にまず査定
イエイは約1分で複数の不動産会社に査定できる一括査定サイト。不動産会社によって500万円以上、査定価格に差がでることもありますので、買取をお願いする人は特に比較しましょう。
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不動産売却前に知っておきたい知識
不動産会社に連絡を取ると、まず最初に査定を行うことから始めます。査定はあなたの不動産と似た条件の不動産から算出し、実際に不動産を見て補正して算出します。
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