今回、姉に貸していたマンションを、売ることになったのですが、私はA市に住んでいるため、住民票も移動済み。 しかし、B市にあるマンションを売買しようとすると、一旦、B市に住民票を移さなくては、手続きの際に別に費用がかかると、言われました。
家の買い替えは、売却が先か購入が先か
家の住み替えを検討しております。現在、一戸建て持ち家・ローンなしですが、売却が先か、購入が先かで悩んでおります。いい物件が見つかった場合に、売れるのを待ってからその資金を元手に購入すればいいか、それとも売れるのを待たずに先に購入してもいいものか、どっちが良いのでしょうか?
イエキットの回答
仲介担当者やFPが回答します
質問者様の場合は、ローンなどもないということですので、売却を先にしてから購入することも出来ますね。
しかし、住み替え先の購入物件が見つかる前に、ご自宅を売却してしまった場合、希望の物件が見つかるまでの間、賃貸暮らしになるかもしれませんし、反対にご自宅の買い手が見つかる前に住み替え先の物件を購入した場合、いつまでもご自宅が売却出来なければ、当てにしていたお金も入らず困りますよね
この様な不都合が起こらないようにどうすれば良いのか、買い替えをする場合の一般的な流れをご説明します。
まず、売却物件(ご自宅)の買い手を見つける為に、不動産の仲介業者にご自宅の売り出しを依頼します。売り出している間は、ご自宅に住みながら、購入希望物件を少しずつ探し始め、ある程度目星をつけておきます。
ご自宅の買い手が見つかれば、先に売却の契約を締結し、その後、目星をつけておいた物件の中に気に入った物件があれば、購入物件の契約を締結します。(購入希望物件が先に見つかり、どうしても先に購入物件の契約をする場合は、ご自宅の買い手が市場で見つからなかった場合のために、安値であっても買取をしてくれる業者を見つけておくようにします。)
この時点で、売却、購入の契約が同時に成立している状態となります。このまま問題なく進めば、両契約の決済引渡しを同日に設定し、午前中に旧住居(売却物件)から荷物を運び出し、午後には新住居(購入物件)に荷物を運び入れられるよう引っ越しの段取りをしておきます。(ご自宅にローンが残っている場合は、同日でも先に売却物件の決済をして(いずれにしても通常は売却物件の決済が先)、売却金額にてローンの返済を完了し、抵当権を抹消してもらわなければなりません。)
決済引渡し、引っ越しを同日に行うのが、慌ただしい様であれば、ご自宅の引渡し日を決済日とは別日にずらしてもらい、行う方法もあります。
一般的に買い替えの契約をする場合は、リスク回避のために売却、購入の両契約書に買い替え特約というものを付け加えます。買い替え特約とは、簡単に説明しますと、売却(購入)物件の契約をした後、一定の約定期間内に購入(売却)物件の契約が締結出来なかった場合や、購入、売却の契約が成立した後、どちらか片方の契約が相手方のローンアウトや手付放棄等により解除となった場合にもう片方の契約も白紙解除できる様しておくための解除条件のことです。
以上が、実務上の買い替えの流れになりますので、ご参考にしてください。
関連する不動産売却の相談
-
-
子供が独立して現在住んでいるマンションは夫婦だけになりました。母親が亡くなってから空き家となっている実家があります。マンションを引き払って実家に住み替えるか、将来のことを見越して考えています。 まずはマンションの価値を知りたいので、査定を
-
転職と移住に伴う住宅買い替えローンに関する質問です。2006年3月に都内で新築一戸建てを購入し、妻と2200万づつ計4400万のローンを組みました。 このたび、北海道へ転職することになり、新たに2500万前後の住宅を購入したいと考えてます。
-
4年前に一戸建てを購入しましたが、実家近くに引っ越すので現在の家を売却する予定です。ただ、もし家の査定価格で売れたとしても約500万円の残債が発生します。その場合、一括返済する住宅ローンのような低金利のローンはあるのでしょうか?そのローンを
-
子供も大きくなったので、マンションから一戸建てへの買い替えを考えています。でも、今のマンションを売却してもローンが多少残ってしまい、頭金に考えていた分では払いきれそうにありません。 売却損なども含めた金額のローンも組めるそうですが、それは
不動産売却の悩みはイエキットへ
現役・元不動産仲介担当者やFPが、あなたの疑問に回答します。
関連する不動産売却記事
-
住み替えで不動産を売却する際、希望条件で売却するために依頼する不動産会社選びが大切です。特に一戸建てやマンション等の住宅を売却する場合は、査定依頼に出すなど、仲介金額と買取金額を事前に調べ、また希望する引き渡し日から逆算して資金と日程のシミュレーションをしましょう。
-
不動産の売却時のリフォームの実施が必要かどうかを、売り主側(個人)の立場にたって考えてみます。できるだけ高く売りたい売り主とできるだけ安く買いたい買い
-
不動産を売却する時のゴミの取り扱いですが、いわゆる生活ゴミから家具などの大型ゴミ、またアスベストや土壌汚染などのゴミも考えられます。売主単独で処分でき
-
家の買い替えや売却で、これから不動産会社に訪問する場合、どの不動産会社に依頼するのが良いか、またオススメの選び方、判断基準を説明します。 複数の
-
住み替えの流れは、マンション・一戸建て等の物件について、購入と売却を同時に進める場合が多いです。しかし、住み替えにおいては、不動産の売却がスムーズにい
-
マンションを購入しておられる方でたまに遭遇する「積立金不足」というトラブルがあります。これは「修繕積立金」の額が足りず、「一時金」として急な出費が発生
関連する売却体験談
東京都練馬区
遠くへ引っ越すために一戸建てを売却。引っ越ししてからの売却のため、内覧に不自由はないが、価格交渉等ができなかったのが心残り。
京都府京都市右京区
買い替えのため、一戸建てを売却。ネット検索で見つけた不動産会社は担当者によって対応が違い、値下げばかり要求される会社もあるとのこと。
不動産売却前に知っておきたい知識
-
初めて家を売ろうと考えている方に向けて、その流れと期間を分かりやすくまとめました。家の売却では慌ただしく準備したり、不動産会社がどのように家を売ってくれているのか見えないため、本当に仕事しているのか不安になることもあります。
-
不動産会社に連絡を取ると、まず最初に査定を行うことから始めます。査定はあなたの不動産と似た条件の不動産から算出し、実際に不動産を見て補正して算出します。
-
不動産売買時の媒介契約には一般・専任・専属専任の3種類があります。それぞれに特徴はありますが、一般か専任で悩むことが多いです。一般の場合は複数社に選べるものの不動産会社が力を入れないと言われており...